ここでは、私たちが手がけたお仕事を少しづつ紹介していきます。
すだれ以外のすこし変わったものもあります。
京都 祇園 お茶屋【富美代】  二階の客間。席から庭を望むと植栽の緑が見え、季節を感じつつも向かいの部屋への視線を遮るよう計算された長さのすだれを配しています。
京都 祇園 お茶屋【富美代】  建物の中庭は一階の廊下に面し、二階の客間からも眺めることができます。一階の軒には庭が良く見え、また二階の客間をやんわりと視界から逸らす役割に短めのすだれが、また二階のすだれは階下からの視線を遮り、陽射の強い季節には遮光の役割を果たすように、窓下までの長いものが吊るされています。
京都 祇園 お茶屋【富美代】  店の顔となる玄関に面した二階のすだれです。こちらは蒲芯のすだれがお好みです。 黒塗りの格子窓に犬矢来、京都らしい簡素な美しさと大店の豪奢な造りに、よく磨きあげた蒲芯の木肌のコントラストが映え、シックな美しさがあります。
京都 祇園四條 演劇場【南座】  劇場の舞台脇にある、裏方が舞台の様子を伺うためにつけられた窓の簾です。  竹を三分ほどの太さに均一に手割し、格子窓の寸法に合わせて手編みで透かし編みにしています。  長い竹ひごと短い竹ひごを交互に編むことで透かし部分を作っていますが、短いひごの端を揃えるには高度な技術が必要です。
京都 祇園四條 演劇場【南座】 劇場の花道上にある、裏方が舞台の様子を伺うためにつけられた窓の簾です。 竹を三分ほどの太さに均一に手割し、手編みで透かし編みにしています。 太い竹ひごは竹表面のキズや色むらが目立つため吟味した素材を使用し、長い竹ひごと短い竹ひごを交互に編むことで透かし部分を作っていますが、短いひごの端を揃えるには高度な技術が必要です。
うどん用敷簀 敷き簀の使用時。節止編で切り口を鋸挽き仕上げにしているので、割れや欠けが出にくく、見た目の美しさも格別です。側面はせいろにぴったり収まる巾。この精度も当店の自慢です。
うどん用敷簀 京都の老舗うどん店さまに御注文いただいた敷き簀。御客様に麺を供する際に、せいろの下へ敷いて使われるものだそうです。葭の敷き簀は水や油を吸い込みにくく食材がつきにくいため、良く使われています。
天ぷら用敷簀敷き簀の側面。食器としての実用性と装飾性を考慮し、細手の白葭を使いながらも、堅く簀を編み、側面は割れや欠けの原因となる鋏切りではなく、節止編の鋸挽き仕様にし、御客様の目線の近さからでも美しい断面となるように仕上げました。
天ぷら用敷簀東京・銀座の天ぷら店さまに御注文いただいた敷き簀。御客様へ天ぷらを供する際に御料理の下へ敷いて使われるものだそうです。
広島 福山 茶室【秀路軒】 縁に面した軒のすだれは、足元いっぱいまで長いすだれが掛けられます。 これも、外の光や風景を遮り、茶席の濃密で集中した時間を演出するためです。
広島 福山 茶室【秀路軒】 広間茶室のすだれには皮付葭ではなく磨き葭が使われます。 こちらも窓に密着して取り付けられます。
広島 福山 茶室【秀路軒】 小間茶室のすだれは、全ての窓に光を遮るために掛けられ、そのため壁に直接すだを掛ける釘が打たれています。
広島 福山 茶室【秀路軒】 躙口(にじりぐち)の上の窓には皮付葭のすだれが掛けられています。 皮付葭は小間茶室用の独特な素材で、ご家庭用の実用面重視ではなく、御道具としての意味合いが強いものです。
広島 福山 茶室【秀路軒】 天心山 神勝寺の境内にあるこの茶室は、広間席と小間席を有する茶苑です。
京都 個人宅 I邸 軒の高さが違う角の場所は、桟吊金物の長さを調節します。桟吊金物は当店オリジナルのものを使用しています。
改修設計・監理 (有)長瀬建築研究所(一級建築士事務所)